旧万世大路陥没と東北中央自動車道工事状況


鹿摩貞男様から旧万世大路の陥没と、東北中央自動車道の工事状況について情報を戴きました。

下記の写真と説明文は鹿摩貞男様のご提供です。

 

(1) 旧万世大路、烏川橋米沢側先へアピンカーブ付近の交通止めについて

・二ツ小屋トンネルを抜け烏川橋を渡って約100メートルほど米沢側に進んだところにヘアピンカーブがあります。
 このカーブ手前で道路(旧万世大路)が陥没崩壊しているため車両は交通止です。

・カーブ箇所手前で道路本体が長さ数メートルに渡って崩落し、道路は幅数十センチしか残存していません (10月30日現地確認)。
 従って、車両の通行は不可能となりました。

・崩落箇所手前から緩い斜面を利用し、人だけであれば旧万世大路側には移動可能ですが、現況のままでは4輪車は無理でしょう。 
 これまでは、旧大平集落前までは車で行けたのに残念です。


烏川橋米沢側先の旧万世大路、ヘアピンカーブ箇所を福島側から望む H241030


福島側から道路崩壊箇所を望む。左は自然の代替坂路、
人・2輪車通行可、4輪車不可。 H241030



道路崩落状況、福島側から望む。H241030


ヘアピンカーブ箇所、米沢側から道路崩壊箇所を望む H241030


道路崩落状況、米沢側から望む。H241030


烏川橋米沢側先のヘアピンカーブ全景。左側福島へ至る、
右側米沢へ至る。H241030




(2) 旧万世大路への上り口(東栗子トンネル福島側坑口右、旧飯坂スキー場工事用道路・旧大滝運搬路)について

                 ・この箇所は現在工事中のため利用される場合は注意が必要です。

・この工事は、東北中央自動車道(新)栗子トンネル(L=8972m。平成29年度完成予定)の換気用トンネル(L=2.6q)工事のための
 工事用道路を造成しているものです。


・この工事用道路は、皆様がいつも利用している旧大滝運搬路(旧飯坂スキー場工事用道路、以下登山道路と云う)の上り口からある一定区間
 重複します(つまり工事現場内になります)。

・この登山道路は交通止めにはならず、通行を確保して頂けるということですが、実際に通行される場合は現地にいる工事担当者に声をかけて
 行かれることをお勧めします。

・登山道路の現況は、工事現場となっているところは、工事用車両が通っているため路面状況はよくありません、車両の場合は、車高の高い4W車
 (小さい車)でやっとでしょう。 雨天の場合は無理かも知れません。

・今回の工事は、来年(平成25年)3月までとなっていますが、その後は換気用トンネル工事が始まりますので、 全体が完成する平成29年度近く
 まで工事中となり不自由な状態が続くものと思われます。

・工事は、原則日曜休日は休み予定です。  
・実際に通行される場合、心配のされる向きには念のために福島河川国道事務所にお尋ね下さい。


・なお、この登山道は、国道際は道路管理者(国土交通省)所有ですが、上の方は私有地ですから、
 たとえ交通止めになったとしても文句は言えないでしょう。



二ッ小屋工事用道路 工事中全景 H241017

 
旧万世大路上り口(東栗子トンネル福島側坑口右)、
旧飯坂スキー場工事用道路・旧大滝運搬路 H241017


 
二ツ小屋工事用道路工事現場
下に見えるのは駐車帯と東栗子トンネル福島側換気所(建物) H241030



H24二ツ小屋工事用道路計画図  H241030