大滝集落の共同墓地は大部分が国道13号線(栗子バイパス)の用地に掛り移転を余儀なくされ、またこの時に残
った墓地の多くも廃村時に福島市や飯坂周辺へ改葬されました。 私は今日まで大滝の共同墓地は全て消滅したものと思っていましたが、信男さんから、『三月十八日は、お彼岸入
りなので大滝の墓掃除に行ってきます』と言うメールを戴き、未だ数軒の家が、大滝の共同墓地でご先祖様を守って いることを知りました。 私の家のお墓は飯坂町平野に改葬して大滝には有りませんが、昔を思い出し、凄く懐かしく感じ、是非写真を撮っ
て送って下さいとお願いしました。 『雪がほとんど有りませんでした、今年は積雪が少なく、また陽あたりの良い場所なので、少ししか雪が残っていま
せんでした、そしてこの場所は大滝部落全体を眺められる所ですね・・・・今は亡き我が家のおどっざぁん・と かあちゃんがいつもここから大滝集落を視てます。 墓掃除の帰りに大滝集落に行きましたが、よしざわの橋から 先は雪が有り車では行けませんでした、徒歩で神社まで・・・・昔を思い出します。』 とのコメントが添えて有りました。 中学校卒業以来、実に47年ぶりの再開で、昔話に花が咲き、会話が弾み墓掃除どころで無かったそうです。
『暖かくなったら、大滝でキャンプで泊まりながら話そう・・・』と決まったそうです。
子供の頃の幼馴染はいつまで経ってもいいものですね。
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